事業報告および事業計画
令和3年度事業報告
1.精神保健思想の啓発普及
(1)心の健康づくり地域啓発推進事業(県費委託事業 288,229円)
No. | 年月日 | 会場 | 演題 | 講師 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | R3.12.14 (火) 午前中収録 |
鹿嶋市保健センター | メンタルヘルスケアで 快眠への一歩 |
みとカウンセリング ルームどんぐり 高岡 美記 |
市民 34名 |
* 新型コロナウイルスの関係で、1件の開催となった。
(2)茨城県精神保健協会機関誌発行・配布
- 【機関誌名】
「ぼんさんて-いはらき精神保健第104号」 - 【発行】
700部 令和4年1月25日 発行 - 【特集】
毎年、総会記念講演会の内容を特集としてきたが、本年も新型コロナウイルスの関係で総会記念講演会を開催することができなかったため、その代替えとして、精神保健の専門家に精神保健関係の現状等について、次の方々に原稿作成を依頼し、その内容を特集とした。
- 「新型コロナウイルス感染症が引き起こすメンタルヘルスの課題と保健医療福祉従事者への支援者支援」
筑波大学医学医療系臨床医学域災害・地域精神医学 高橋 晶氏 - 「コミュニティ・スクールと生涯学習理念」
茨城県精神保健協会理事 渋谷 照夫氏 - 「対人関係のまなび」
那珂ヒューマンスキル研究所 先崎 武氏 - 「家族形態と生涯の潜在化(ステップファミリーさらにはステップファミリーのひとり親に着目して)」
NPO法人まちなか交友館まどか 渡辺 隆生氏 - 「コロナ禍から学んだこと~安心のコミュニケーションの大切さ」
公認心理師 大築 明生氏
- 「新型コロナウイルス感染症が引き起こすメンタルヘルスの課題と保健医療福祉従事者への支援者支援」
- 【茨城県精神保健協会だより】
令和2年度活動状況報告・令和3年度事業計画 - 【茨城県精神保健協会役員名簿】
令和3年度 - 【編集後記】
(3)総会記念講演会
新型コロナウイルスの関係で講演会を開催できなかったため、講演会の代替えとして次の方々に原稿作成を依頼した。
- 「コロナ禍と自殺予防」
- 「新型コロナウイルス感染症が引き起こすメンタルヘルスの課題と保健医療福祉従事者への支援者支援」
筑波大学医学医療系臨床医学域災害・地域精神医学 高橋 晶氏 - 「コミュニティ・スクールと生涯学習理念」
茨城県精神保健協会理事 渋谷 照夫氏 - 「対人関係のまなび」
那珂ヒューマンスキル研究所 先崎 武氏 - 「家族形態と生涯の潜在化(ステップファミリーさらにはステップファミリーのひとり親に着目して)」
NPO法人まちなか交友館まどか 渡辺 隆生氏 - 「コロナ禍から学んだこと~安心のコミュニケーションの大切さ」
公認心理師 大築 明生氏
(4)精神保健相談事業の受諾
常陸太田市及び東京電力株式会社茨城支店の1自治体と1企業からの委託を受け、職員社員の心の健康の保持増進に関する相談事業の担当及び精神保健に関する教育研修等につき指導助言した。
(5)福島県外避難者の心のケア事業の受託
東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故により、茨城県内に避難する福島県民の心の健康に関する相談先を確保することで、茨城県内での避難生活を安定した状態で送ることができることを目的として、また、業務を通して、避難先における様々なストレスや不安、震災等の影響による精神疾患への相談対応及び心の健康問題の発生予防などに取り組むことにより、将来的に福島県への帰還の一助を担うため、前年度に引き続きこの事業を受託した。
令和3年4月1日~令和4年3月31日
【受託内容】電話相談 毎月第2・第4土曜日 13:00~17:00(24日間で相談を実施)
相談員は茨城県臨床心理士会に依頼
(6)「心の時代へ」(コラム)を、茨城新聞への掲載
No. | 年月日 | タイトル | 執筆者 |
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1 | R3.4.19 | 昼間の月の「悲しみ」 | スクールカウンセラー M・T |
2 | R3.5.26 | 地球の反対側見つめて | 茨城県精神保健協会理事 渋谷 照夫 |
3 | R3.6.27 | 触れ合いが築く愛情 | S・M |
4 | R3.7.31 | 余白を持つこと大切に | 茨城カウンセリングセンター副理事長 小原 昌之 |
5 | R3.8.17 | カウンセリング学ぼう | 茨城カウンセリングセンター副理事長 永原 伸彦 |
6 | R3.9.17 | 互いの長所認め合う | 茨城県精神保健協会会員・キャリアカウンセラー 先崎 武 |
7 | R3.10.29 | 互いの長所認め合う | 茨城カウンセリングセンターカウンセラー 羽生 真規子 |
8 | R3.11.28 | 山から感じる安心感 | 茨城カウンセリングセンターカウンセラー 渡邊 聖 |
9 | R3.12.27 | 「学校中心」脱却を | 茨城県精神保健協会理事 渋谷 照夫 |
10 | R4.1.14 | 年寅さんから元気もらう | 茨城カウンセリングセンター副理事長 小原 昌之 |
11 | R4.2.17 | あまのじゃくの本分 | 茨城いのちの電話相談員 A・O |
12 | R4.3.22 | 自然の美に励まされ | 茨城カウンセリングセンターカウンセラー 渡邊 聖樹 |
2.自殺予防対策事業(県委託事業)
(1)令和3年度いばらきこころのホットライン事業
県民の自殺防止対策のため、他の相談機関が休みの多い土・日曜日に、相談電話を設置することによって、うつや心の悩みを抱えている方の相談を行い、自殺の未然防止を図ることを目的に下記のとおり実施した。
- 【委託費】
4,298,524円 - 【事業期間】
令和3年4月1日から令和4年3月31日 - 【相談時間】
土・日曜日 午前9時から午後4時まで(年末年始を除く。) - 【体制】
精神保健福祉士及び臨床心理士等による輪番制 - 【実施日数】
102日 - 【相談件数】
1,676件 - 【研修会等】
無
3.精神保健に関する情報提供
精神保健関連情報として、機関誌「ぼんさんて-いはらき精神保健第104号」に、会員・市町村・教育委員会・社会福祉協議会等へ情報提供した。
4.関係団体連絡協調
- 茨城県内の精神保健福祉関連諸機関及び諸団体との連携に努めた。
- 茨城県・茨城県障害者スポーツ文化協会主催の「精神障害者スポーツ大会」も開催されなかったが、茨城県障害者スポーツ文化協会の運営に協力した。
- 関係団体の事業後援
関係団体の事業後援など、連携を図りながら、精神保健知識の普及・向上に取り組んだ。
(公社)いはらき思春期保健協会令和4年1月29日(土) 於:水戸市医師会館
講演「思春期のこころとカラダ(子どものつぶやきから)」
講師 黒瀬 久美子(ハートブレイク思春期研究所主宰)